読書感想文を最速で書く方法

読書感想文

質より早さ重視の、感想文作成方法です。

前の記事で、読書感想文について思いをはせていると、最速で感想文を書いたことを思い出しました。

その時は確か、新聞で応募されていた読書感想文募集の記事を見て、なんとなく「書こっかな」と思った感じだたと思います。

そのため、学校の課題としてではなく、趣味としての書き方という前提であることをご了承ください。

①作文用紙を4つに区切る

はじめ・内容①・内容②・まとめの4つに作文用紙を行数で区切ります。

例えば、400字原稿用紙1枚であれば、タイトルと名前の行を抜かして、「はじめ3行・内容①②5行・まとめ4行」ぐらいの比率です。

②本のまえがき・あとがきを読む

まえがきとあとがきを読むことで、作者の人柄や、この本の大まかな流れ・目的が見えてくることが少なくありません。

その後、その大まかにとらえた内容の中で、『興味を持った部分の内容』を2箇所だし、重点的に読んでいきます。

2箇所の理由は、ここで読んだ部分が、作文の内容①と②になるからです。

本の全体を読もうとすると、人によっては集中力が切れたり、読むのに必死で「何かを感じる余裕がなかった」という事態にもなりかねません。

そのため、興味を持ったところから、読み始めてみるのです。

(興味が出たところを読んでみると、「なんでこうなったの?」「この先どうなるの?」と次第になっていくケースも……。「気になって読んでいたら、知らないうちに読み終わってた!」につなげる方法でもあるので、なかなか読書感想文を書き始めない場合にも、おすすめの読み始め方ですよ)

③「はじめ」の書き出しは定型文を利用する

書き始め方は、いくつかパターンを決めておくといいでしょう。

・私は/僕は、この本を読んで、〜と感じました。
・「○○○○○○」という言葉(セリフ)が、最も印象に残りました。
・この本を読んで、〜と言う疑問を持ちました。
など

定型文であっても、とりあえず書くことは大切です。

書き始めに迷わずに済むことは、作文を書くハードルを下げる手助けになります。

また、「はじめ」の部分は、既定の文字数にもよりますが、だいたい2行〜多くて5行です。

区切った部分がひとつ完成する達成感から、続けて書き進めるやる気にもなりやすい部分でもあります。

④「内容」部分を書き始める

1行目は、「はじめ」で使ったように、主人公のセリフや、気になった文・状況を引用して書くといいでしょう。

本全体を読んで感想をまとめるよりも、局所に注目できるようになり、比較的簡単に感想がまとめやすくなります。

早く仕上げると言う点では、文字数が自然と増えやすいという利点も。

しかし、引用ばかりで文を埋めると、あとで感想を角スペースがなくなり、書き直す手間が出てきてしまう可能性もあります。

そのため、引用や状況説明は1〜2行にとどめて、あとは感想を書くように心がけましょう。

⑤「まとめ」は自由に書く!

「まとめ」は、思ったこと・考えたこと・感じたことを好きに書ける、一番楽しい部分です!

書く方法のおすすめは、以下の2つになります。

・自分の書いた「内容①」と「内容②」を足し合わせた感想を「まとめ」とする方法
・「はじめ」に書いた内容につなげる方法

自分の書いた「内容①」と「内容②」を足し合わせた感想を「まとめ」とする方法では、全体の文を読んでいなくても書けます。

例えば、こんな感じです。
「「○○○○○(内容①の引用部)」と「△△△△△(内容②の引用部)」から、この間に主人公は、心情が大きく変化したのではないかと思いました。」

「はじめ」に書いた内容につなげる方法であれば、「はじめ」で書いた自分の感情+学んだことを書くという感じが書きやすいでしょう。

例を書くとしたら……。
・はじめ「私はこの本を読んで、○○がかわいそうだと思いました。」
・まとめ「勘違いされ疑われ続けたことは、やっぱりかわいそうだと思います。しかし、人との信頼関係には、日頃の行動が大事だということを○○の行動から学ぶことができました。」

読書感想文は自分のテンションをあげて書こう!

読書感想文は、自分の感じた感想を書くものです。

そのため、抵抗感をなくしていかないことには、感じれる物も感じられなくなってしまいます。

早く書くことの近道になるのは、

・作文用紙を区切って、部分ごとに埋める達成感をバネに書く
・先に全体の流れをつかんでおく
定型文で、最初の1行でつまずかないようにする
・興味のあるところだけに着目する
・無理をしない

この5つだと思います。

どこがスイッチになって没頭できるかは人それぞれです。

達成感にハマって書けるようになる人もいれば、最初さえ書ければ一気に書きあげれるという人もいるでしょう。

また、興味があるところだけでも良いとなれば、本自体に苦手意識がある人でも、読み始めるハードルを下げることが可能です。

読書感想文の目的は、自分の心が“動く”ことを知ることだと私は思います。

本を通して他人の感情に触れることで、「この感情はこの言葉で表現するのか」「こんな登場人物、確かに自分も苦手なタイプだな」「この状況になったら自分ならどう思うだろうか」というように、自分の感情を学ぶことにつながるのが読書であり、その記録が読書感想文ではないでしょうか。

また、自分の人生では経験できないような擬似体験ができるのも、読書の楽しみであり、学びになる良さだと思います。

そのため、「最初から最後まで読まなきゃいけない」「全文読まなきゃ書けない」というような先入観で、読書が嫌いになっては元も子もありません。

読書感想文は目的ではなく、自分の感情や他者の経験を学ぶための、あくまで一つの手段です。

本当の目的のためには、まずは心理的なハードルを下げ、読書感想文が楽しくなるスイッチを探してみましょう!

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