高専で5年間プログラミングを学んで言えること
最近、というより少し前から「プログラミング教室」なるものがあるようですね。
国立の工業高等専門学校(通称:高専)で、5年間プログラミングについても学んできた経験から、
プログラミングの勉強の始め方について、ちょこっとだけお話ししてみようと思います。^^
まず最初に、結論を言うと、
プログラミングは、自分で組んだプログラムで何がしたいかを想像した上で、学び始めることをおすすめします。
私ははじめ、プログラミングにはかな〜りつまずきました。笑
理由はこうです。
「プログラムは組めた。……だから何?」
そう、わたくし『Hello World』でまったくもって感動しなかった中の一人なのです。笑
「だって、プログラミングで『Hello World』って表示させてって命令を書いたんだもん。
そりゃあ表示されるに決まってるじゃん」
この頃のテック先生、完全に情緒もへったくれもありません……。(゜_゜;)笑
ここで私は思いました。
「プログラミングは、『なぜプログラミングを習いたい・始めたいと思ったか』という終着点が必要なんだ!」と。
たとえ、
「よ〜し!プログラミングってなんかよく分からない画面に英語書いててかっこいいから始めるぞ〜!」とか、
「将来お金になる仕事だから、今のうちから子供に習わせよう!」とか、
そういう考えで始めるにしても、『何のために学ぶのか』『学んだプログラムをどう活かすのか』がなければ、
正直、苦痛でしかありません……。
(というか実際、自分なりの面白みを見つけるまでは、本っっっ当に苦痛でした笑)
例えるなら、真っ暗な森の中で目的地のない旅をするようなものです。
しかも、いつ・どう使うのかもまだよく分かってない、最新道具をやたらたくさん持って……。(ドウツカッタライイノ?>(´・ω・`)
では、そののち、どうやって苦痛タイムから抜け出したかというと、、、、簡単です。
「○○できる△△を作ってみよう!」
と思い立ったことでした。
最初はプログラミングで何ができるかもよく分かっていなかったので、
プログラミングの授業で、LEDを決まった秒数点滅させたりしだしたあたりで、ようやく目的地ができ始めました。
「あー、じゃあこんなこともできるんじゃないかな?」「こんなのあったら面白いかな?」
その気持ち・その考え方ひとつで、大きく変わったのです!
次第にたくさんの想像が湧き出し、
「音楽を聞かせただけで、音に合わせてLEDを点滅させたい」というものなどもありました。
今思うと、プログラミングを習い始めるより前から、「どこかに目的地があれば、もっと楽しく勉強に没頭できたのにな〜」と今でも思います。
だからこそ、学ぶ始める前には、自分で組んだプログラムで何がしたいかを考えておくことをおすすめします♪
(次のステップの、「プログラミングを学ぶってどういうこと?」「何をどうやって学べばいいの?」「習い事教室に通う必要はあるの?」などは、また別の機会にお話ししますね♪^^)